石臼挽き饂飩 塩町館 石挽饂飩 “里山の風景を守ろう”との思いから、蕎麦の道に入り三十数年になります。 蕎麦畑の衰退よりも小麦畑の衰退がはるかに大きい事を知り、長年蕎麦と共に饂飩の極みを追い求めて来ました。 ついに皆様に自信を持ってお届けできる麺が出来上がりました。 茨城県農業研究所の協力を得て、饂飩に最も適し、県の奨励品種にもなった新しい小麦「きぬの波」に出逢いました。 この種を日当たり、風通し良く水捌けの良い山間の畑に作付けし、もはや小麦栽培では幻となった 伝統農法・手刈り天日乾燥で収穫致しました。 この原麦を石臼にて自家製粉して出来た少し小麦色した粗挽きの粉は、これまでの常識を遙かに越える 味・香り・喉越し・優しさを兼ね備えた饂飩に仕上がっております。